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社長を暗い部屋に閉じ込めて書かせたブログ

「お金」

2018/05/30

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小さい頃、お金のことを「カネ」と呼び捨てにすると母親にすごく怒られていた。

理由をちゃんと説明してくれたことは一度としてなかったんだけど、幼い自分は昭和何年とかいうひんやりした刻字や有名らしい人の肖像を眺めながら「自分よりも年上だからだ」という風に解釈していた。

今でも、つい呼び捨ててしまったときには反射的に「まずい、怒られる」と思ってしまう笑

 

 

麻雀で愚かな手づくりや無鉄砲なリーチをすると急に牌に冷たくされるのと同様、お金も大体打ったのと同じ軌道で球を返してくる。

学生時代も、働きはじめてからも、苦い思い出はたくさんあるけど言い訳のしようもない。

それくらいの扱いをしていたのだろうし、一体それが何の化身でどんな性質を持っているのかというところまで考えが及んでなかったんだろうと思う。

 

 

何事も、優しくされなくても優しくする、大切にされなくても大切にする、で勝負はやっと五分。

スタートラインにすら立っていなかったわけだから。

そういうしっぺ返しは、油断すると今でもあるのかもしれない。

 

 

とまあ、こちらはこちらで反省するし、反省を活かして明日はもっと優しい自分になれるように努力します。

でも、お金の側にも改善しなきゃいけない部分はあるんじゃないかと思う。

正直、言いたいことは結構ある。

 

 

まず、無口すぎる。

年をとるごとにその機会は減ってきたとはいえ、今でも自分より年上のお金に巡り会うことは少なくない。

彼らは色々な人の元を渡り歩き、多くの喜怒哀楽、愛憎、下手したら生死みたいなところまでを長年見つめ続けてきたわけでしょう。

そこに蓄積された知識と経験は計り知れないわけじゃないですか。

 

 

にも関わらず、「筋トレとか続いて1週間だよ」とか「圧力鍋は洗うの面倒だよ」とか、肝心なその一言を絶対に言ってはくれない。

大先輩が抜群のリアリティをもって耳元で囁いてくれるだけで、幾分か人生は良い方向へ変わっていたかもしれないのに。

いつだって、こっちが失敗するのを黙って見てるだけだ。

 

 

そっちがだんまりを決め込むつもりなら、こっちで記憶を辿る方法を身につけたらいいんじゃないかって思ったこともある。

教訓のようなものでも全然いいんだけど、情に訴えかけてくるアプローチも全然ありだから。

手持ちが一万円で、その一万円札がたまたま五郎が純に渡したまさにその一万円札だったとしたら、絶対筋トレグッズとは交換しない。

それは「サイコメトラーEIJI」という漫画を読んで思ったこと。

(触れると物の記憶が見えるという話)

 

 

とまあここまで書いて、三大師匠の一人であるONE SWORD株式会社のあべさんが語っていた教育論?のようなものを思い出した。

結局、みなまで言ってもらえない方が人は考えるのだと。自分で気づいた方が忘れないのだと。

自分たちもそうして育てられてきたじゃないかと。

ディティールは正直ぼんやりしているんですが、何かそのようなことを言ってくださった記憶がある。

 

 

確かにそれはそうだ。

たとえ誰が何と耳打ちしてくれようとも、人は結局「でも2000円くらい」と思って腹筋ローラーを買うのだ。

そう考えると、もしかして彼らは「言わずに気づかせるという高レベルな教育」を自分に対してやってくれてるのかなという説が浮上してくる。

 

 

そういえば、全員どことなく教師っぽいもの。

 

 

熱い担任

 

 

 

優しい副担任

 

 

 

怖い教頭 

 

 

すごい校長

 

 

 

うまいオーナー

 

 

新渡戸稲造のせいで私立になってしまったけど、進学率はなかなか高そうだ。

(うまいオーナーって何)

 

 

要は人間の本質や生きていく上で大事なことについて、去り際もしくは去った後に気づかせるというのがこの人たちの流儀ということなのか。

よく考えたら、そりゃ言わない方が難しいに決まってる。

「あなたにわかってほしい」より「私がわからせたい」を優先させて訓示を声に出すことなんて、どんなに簡単か。

 

 

彼らは「伝えたいように伝えたい衝動」をいつもぐっと堪え、気づかせようとしてくれるわけだ。

そして「先生の伝えたかったことがわかりました…!!」と泣きながら感謝の気持ちに包まれたとき、もうそこにはいないわけだ。

見返りなんて微塵も求めちゃいない。

なんて潔くて、なんて素敵な教育ですか。

 

 

んんん

 

 

そりゃ腐っても社の代表、腐っても社のブログ、可能なら「感謝」みたいなそれっぽいキーワードを絡めたり、うまいこと川や車に喩えてみたりして深いこと言ってみたい気持ちは正直ある。

でも、そもそも富が余ってるわけでもなし、偉そうなことなんか一つも言えない。

何より今日は朝早くからアポがあるのでここまでの流れももう変えてる時間がない。

 

 

というわけで、総括すると、

 

 

お金とは「無口な先生(転職多め)」

 

 

by 眠い社長

 

 

 

 

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